月とうたしゃの夜 八重山民謡の星 大工哲弘

今日はみなさんに特別な映像を紹介させてください。

沖縄八重山民謡の至高の唄い手・大工哲弘さんという方がおられます。
その唄声は古くから続く島の民の魂を受け継ぎ現代に一等星のごとく輝いて存在します。

私達はこの2年間、次の製品であるSANSHIN(三線)の開発を続けてきました。
しかしその過程でひとつやり残していると感じていることがありました。
それは発売前にスタジオを離れて三線の故郷、沖縄八重山地方の生の島唄を身体中に浴びること。
そしてその体験と感動を持ち帰りたくさんの人に伝えることでした。
そうして2020年2月、私達は撮影クルーと共に沖縄県八重山に向かい、大工哲弘氏を訪ねました。

この映像はその訪れた石垣島と黒島で、大工哲弘氏に民謡を聴かせていただきながら、私達が撮影・録音したものです。今回撮影できたのは「でんさ節」「安里屋ゆんた」「六調節」「月ぬ美しゃ」の4曲。いずれも八重山の代表的な曲です。八重山の地で私達が感動した、大工哲弘氏からほとばしる魂の唄と三線の響き。

それをみなさんと分かち合いたく思います。
ぜひ映像をご視聴いただき、八重山や沖縄の音楽や三線に関心を持っていただければ幸いです。

Sonica Instruments代表 原田智弘