
太鼓の種類を知ろう!その4 – パーカッション
前回までは様々な太鼓について見てきましたが、TAIKO THUNDER: The Ultimate Collection(以下、TAIKO THUNDER)には太鼓だけでなくパーカション類も収録されています。
今回は、そんなパーカッション類とかけ声について見てみましょう!

税込価格 ¥96,800
TAIKO THUNDER: The Ultimate Collectionは、現代の音楽に求められる太鼓サウンドを網羅すべく、16種類の太鼓と4種類のパーカッションの計20種類の専用音源で構成された音源コレクションです。
打面位置によるリアルなサウンド変化や、理想の音色を追求できる独自パラメーター、ホールの響きまで自在にコントロール可能な最大7チャンネルのマルチマイク収録など、あらゆるシチュエーションに対応した次世代の太鼓音源です。
鉦鼓

左手に楽器を持ち、右手で撞木(しゅもく)と呼ばれる先端に鹿の角を付けたバチで内側を擦るように演奏するのが鉦鼓(しょうこ)です。
雅楽や仏教などでも用いられますが、本ライブラリでは持ち手のついた枠に取り付けた阿波踊りの鳴り物として使われる鉦(かね)を収録しました。
金属楽器特有の硬質で鋭い音色が特徴で、リズムに緩急をつけ、アンサンブルを先導していくのに最適です。
チャッパ

2枚1組で両手に持って打ち合わせて演奏する金属製の打楽器で、太鼓演奏や民謡を演奏する際に鳴り物として使われます。手拍子や銅拍子などと呼ばれることもあります。
オープンとクローズに加え、擦り合わせたり打ち鳴らした後で余韻を震わせる、打ち鳴らす場所や強さをコントロールすることによって多彩な音色表現が可能です。元々は脇役的存在の楽器でしたが、この音源の奏者である金子竜太郎氏により現代的な奏法が考案され、ソロで演奏されることも増えています。
神楽鈴

神事で巫女が神楽舞を舞う時に手に持つのが神楽鈴(かぐらすず)で、能や歌舞伎でも用いられており、能楽の演目「翁」の「三番叟」で使われることから三番叟鈴(さんばんそうすず)とも呼ばれます。
下から7つ、5つ、3つの合計15個の鈴を綴り持ち手をつけた構造で、腕を振り下ろしてたり手首をひねることで音を鳴らします。
かけ声

アンサンブルに欠かすことができないのが、奏者の掛け声。「はいっ」や「そーれ」などお馴染みのかけ声を収録しました。男性1、男性2、男性3、女性のソロに加え、男性3人、男性3人+女性のアンサンブルも用意。アンサンブルに彩りを与えます。