先日京都大学内で開催された勇魚会(海棲哺乳類の会)シンポジウム のポスター発表において
当事業部の発表「水中・野生環境展示向けサウンドプロジェクション」に最優秀賞を頂きました。
発表ではポスター展示の他6枚のTLFスピーカーを用いて360°サラウンド音響空間を設置し、
ザトウクラジラのいる座間味の海中の音、たくさんの動物がいるアマゾンの音、田んぼのあぜ道など。
他にも珍しいアゴヒゲアザラシの繁殖期の鳴音、カマイルカの鳴音などを超立体音像で体験できるサウンドデモ体験を行いました。
「音」にスポットを当て、展示空間における音の価値と活用方法をご提案できたと思います。
今後水族館、動物園、博物館はもとより、商業施設、公共空間への展示パッケージへの展開が期待できます。
SOUND DEMO概要
- 「座間味 ザトウクジラのいる海」
録音:ソラソレ堂
音声録音場所:沖縄県座間味島付近海域 - 「動物の森」
既存サウンドライブラリー音源を使用 - 「田んぼのあぜ道」
フィールドレコーディング音源+既存サウンドライブラリーを使用
★シンポジウム特別コラボレーション・デモ
- 「カマイルカ」Pacific white-side dolphin (Lagenorhynchus abliquidens)
協力者:石川恵(海遊館)・三島由夏(東京海洋大)・吉田弥生(京大WRC)
録音場所:海遊館 ※ソラソレ堂録音音源も併用 - 「アゴヒゲアザラシ」 Bearded seal (Erignathus barbatus)
協力者:角川雅俊(おたる水族館)・水口大輔(京大WRC)
録音場所:おたる水族館